密教占星術では、28の日に分ける。これを28宿と言います。それによると、私は「鬼」の日の生まれなんだとか。
たまたま、占い師さんに会ったその日も、暦を見ると「鬼」の日でした。
「今日はどういう日かと言いますと、自分の生まれた日というのは、会う人やする仕事というのは、これからあなたの一生を左右するようなことが多い日なんです」
偶然といえばそれまでなのですが、不思議な因果です。
「ルンルン系で、会う人、会う人楽しいとか、あと親しみがすぐわくとか、対人関係に恵まれていた日なんです」
鬼というのは、どういう星なのでしょうか。
「オール発展性。鬼の日の生まれの方って、サラリーマン生活はあまり似合わないんですよ。10年続かないんです。フリーとか、職業を何個か持っているとか。7~8年でサラリーマンとかOLをやめているんです。鬼の日生まれの方って」
確かに私は、8年で辞めています。
「鬼の日生まれの人って、『すごい人と出会った。ワア、うれしい』と思っても、最後がメチャメチヤな人が多い。ちょっと控えて、控えた恋愛をしましょうとおすすめしているんです」
私は、出し惜しみをしても、普通の人の五割増しということは、自分ではよくわかってます。
色々見ていくと、自分が交通事故にあった時とか盗難に遭った時はピッタリ、符合しているということでした。
星の相性の意味の1つである「壊」の日は、約束事がパーになったり、もくろみがちょっとはずれたりするらしいです。
占い師さんは、トイレに暦が貼ってあるといいます。
「ただ、私の場合、毎朝チェックするので、『なるほど』って、心構えができるんです。毎日毎日勘ばかり使っていると、本当に胃潰瘍になりますが、これは結構役に立ちます」
また、よくないことも、相談者に言うこともあるんだそうです。
「回避方法が見えるんです。今日はこういういい日で、彼に電話すれば別れないからとか、その人によって回避方法があるんです」
「あなたはいつもストレスを感じているから、お昼にビールぐらい飲んで、ホワッとならなきやダメよ」と、日常を忘れさせるんだとか。
[でも、お酒が覚めたら、現実に戻って彼ときちんと話をしなさい]と言うことも忘れないそうです。
占いの結果を聞くとかなり緊張ししまう人が多いといいます。
新しい出会いが確実にタロットで見えたら、「ちょっと中断して、2ヵ月会わないと、新しい話が来るよ」とすすめるそうです。
本人が目の前にいなくても、写真か名前だけでもわかるらしく、「いかに心から話せる相手と出会ったか。それが私の特訓です」ということでした。
単に、当たる当たらないではなくて、「的中率、プラスアルファがないと、占い師は難しいと思います」と言っていました。
話を聞くだけなら、友達でもできてしまいますからね。
「やっぱりお客様からお金をもらう以上は、占いは当たるのが当たり前。私はプラスアルファのほうが7割」としっかりした考えをお持ちでした。